登り・ヒルクライムでも落車することがある

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ダンシングした前方選手に接触!

レースの勝負ポイントと言えば山などの登り区間が多くなりますが、意外とこの部分で落車することがあります。

上級カテゴリーの選手同士だとほとんどないことでしょうが、下のクラスになると十分ありえます。

普通に走っていれば、速度も遅くてよっぽどのことが無い限り落車しませんが、とあることでバランスを崩してしまうことがあります。

それは前方の選手がダンシングしようとしたときです。

ダンシングとはいわゆる立ち漕ぎのことですが、ダンシングに移行する際に速度が落ちやすくなります。ダンシングはシッティング(座って漕ぐこと)に比べてクランク回転数が低めです。そのため、よっこらせ!と腰を上げたときに回転数が落ちて速度が落ちやすくなります。多少の落ちは影響がないのですが、この落ち具合が大きな選手もいます。特に登り区間ではこの後退量が多くなりがちです。

そのため密集した集団内では、不意に前の選手が降ってきたように後退し、自分の前輪と接触してしまうトラブルがあります。

さらにダンシングは自転車を左右に振るため、お互いのタイヤのラインを左右どちらかに外していても接触を防げないことがあります。

通常前方選手の後輪と自分の前輪が重なってもそれだけで接触することはありませんが、ダンシングはヒラヒラと車体を振るため、運悪く重なるのと同時にこっちに寄ってきてハスることになります。

選手によってはこの振りがかなり大きい人がいます。後輪がグワングワンと蛇行する人もいるので厄介です。

一度バランスを崩すと簡単にこけることもある

この接触は自分側に圧倒的に不利です。ただでさえ安定しにくい低速走行時に前輪をぶつけられると一気にふらつきコントロールできなくなります。

気を抜いているときに当てられると簡単にコケます。上級者は対処するでしょうが、ロードバイクの操作に慣れていない初心者はビックリしてペダルを漕ぐのをやめてしまって、一気に失速して落車してしまうでしょう。

空気抵抗の減少も大きく見込めないほどの速度になる登坂区間なら、無理に前方にくっつかなくても大丈夫です。変にベタづきになると上記のようなとっさのことに対応できません。多少の車間があれば対処できるでしょう。バイク操作に安定感がないレベルなら無理な車間詰めは無用な落車を招くことになります。

あと登坂時は特に辛いことが多いので、前をしっかり見ていないこともあります。このせいで反応が僅かに遅れてスッテンコロリンということも。

低速になる登りだからといって安全ということはないことを理解しておく必要があるでしょう。

カテゴリ:レース中

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