クランクの長さの決め方

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ロードレーサーより短くなる傾向

ピストのクランクは、ロードレーサーに比べて短いクランクが使われる傾向があります。ロードレーサーの完成車を買うと、170mmのクランクが組みつけられていることが多くなりますが、ピストの場合は165mmか167.5mmが多くなります。

また、ピストのクランクはロードより短いものを使う、という定説に近いものがあります。実際にほとんどの人がロードレーサーより短いクランクを使用しています。

なぜ短いか?

ピスト競技はロード競技に比べて1分あたりのクランク回転数が非常に高くなります。クランクの回しやすさを重要視して、回転数で速度を稼ぐ方法が一般的です。そのため、回転を上げやすい短めのクランクを使用する傾向になっています。

このようにピストのクランクが短いのは競技の特性からきているものです。絶対に170mm未満である必要はありません。現に175mmくらいまではピストのクランクは用意されています。

街乗りでピストに乗るのであれば、クランク回転数が高くならないので、好きな長さを選べばいいと思います。ただ、ピストはペダルが脚を押し出してくれる感覚があるため、街乗りでも少し短いぐらいが乗りやすいように感じます。