200mTT・ハロンの競技内容

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陸上でいうと100m走

200mTT、通称ハロン(長さの単位で約200m。競馬でも使う)は、単独で行う競技ではなく、スプリントの予選として行われます。瞬発力が要求される競技で陸上競技の100mにあたります。

スタートの様子

参加選手は発送順どおりにバンク走路の内側で待機します。400mバンクならホームストレッチ部分で待機します。レース係員の指示に従いバンクに入ります。すぐにバンク最上部(外側)まで上がっていきます。急に上がらなくても斜めにせり上がっていけばいいでしょう。

徐々に加速し、計測線手前の坂で一気に最高速度へ

バンク最上部をゆっくりと進んでいきます。400mバンクの場合、第4コーナーからホームストレッチにかけ下る坂でやや加速し助走にはいります。速い選手はこの坂で結構な速度が出ています。

400mバンクならこれで1周走ったことになります。

そのままの勢いで第1コーナーを駆け上がり、さらに加速していきます。第2コーナーの入り口から出口あたりで、坂を利用して一気に加速します。立ち漕ぎの状態で、第3コーナーの入り口めがけて突っ込んでいきます。

加速しきったらシッティングへ

サドルに座るタイミングは人によって違いますが、400mバンクならバックストレッチの真ん中にある計測線から、第3コーナー進入までに腰を下ろすのが普通です。

その後は加速した速度を維持するように全力でペダルを踏みます。高速でコーナーに突っ込むため、車体が遠心力で外側に流れようとします。なるべくコーナー内側の最短ラインを攻めるようにします。

そしてゴール。400mバンクならこれで2周になります。333mバンクだとスタート位置がバックストレッチになるので2.5周走ることになります。

12秒前半が出れば実力あり

アマチュアなら12秒前半ならなかなか速いほうです。約12秒フラットで平均時速60kmとなります。

トップクラスなら12秒の前半から11秒台、中級クラスなら12秒後半から13秒台くらい出れば、各地域のアマチュア大会決勝に進めるかと思います。