ポイントレースの競技内容

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ピストの長距離レース

ポイントレースは多人数で行う長距離のレースです。20人強程度までの人数で行います。多すぎる場合は予選があります。

距離とルール

距離はエリート男子40km、エリート女子24km、ジュニア男子24km、ジュニア女子20kmです。予選は距離が短くなります。250mバンクでは、エリート女子とジュニア男子は25kmになります。

規定周回ごとにある中間スプリントによる獲得ポイントで勝敗が決まります。中間スプリントで勝たないとレース自体にも勝てません。ただ単に長距離系が得意という理由では制しきれないレースです。

スタートの様子

スタート方法はフライングスタートです。半分の選手はバンク下側に、残り半分はバンク上側の柵や網につかまり待機します。合図で走り出し、ゆったりとした速度で1周します。1周したと同時の号砲、電子音で正式スタートしになります。

ポイント周回(中間スプリント)

約2kmごとにポイント周回があります。333mバンクなら6周、400mバンクなら5周、500mバンクなら4周です。400mバンクなら4周、9周などポイント周回の1周手前の周の終了時にベルや電子音が鳴らされます。次の周回がポイント周回であることを知らせています。

ポイント周回の順位によりポイントが与えられます。1位は5点、2位は3点、3位は2点、4位は1点です。エリート男子40kmの400バンクなら、合計20回のポイント周回があります。

集団から抜け出して、1周多く走って追いつくと20点与えられます。逆に多数の選手で構成されるメイン集団に周回遅れにされると20点引かれます。

勝敗の判断基準

勝敗はポイント獲得数で決まります。ポイントが同じ場合は最終周回の順位で決まります。

昔は周回数が最優先されており、得点が0でも周回数が多い選手が勝ちとなっていました。そのためレース後半の一発勝負にかける選手がおり、土壇場で逆転というシーンも多くありました。

ただ今後もこのルールは変更されるかもしれません。