ギブリ:カンパニョーロのディスクホイール

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日本で人気No.1

ギブリディスクホイール

日本で一番人気があり、上級者や競輪選手が好んで使うディスクホイールがギブリです。カンパニョーロ社が製造しており、噂によれば作れば作るほど赤字になるとか。

特徴は、乗り心地がよい、軽量、かかりが良いことです。スプリントや競輪といったパワー種目、個人追い抜きやポイントレースなどの中長距離系でも使える万能のホイールです。

予算があるなら、ギブリを買っておけば間違いないと言えるディスクホイールです。

入手方法と価格

価格は20万円~30万円ほど(今は定価45万円ほどに上がっています)。ヤフオクだと程度により10~20万円ほどです。中古でも値段が下がりにくくなっています。

多くのレース系自転車ショップで販売されています。年間通して安定して手に入ります。

海外ではMAVICコメットの方が人気?

世界選手権のケイリンやスプリントを見ると、ギブリを使っているのは日本選手(競輪選手)ばかりです。外国人選手はMAVICのコメットを使っているのがほとんどです。

(↑2000~2005年くらいの印象)

スポンサーの関係を抜きにすると、これは競輪選手がよく口にする、しなりや固さといった条件が関係しているそうです。乗りこなすのには相当のパワーがいるとされるコメットでは、競輪選手のフィーリングには合わないのかもしれません。

銀メダルを獲得したアテネオリンピックのチームスプリントでも、日本の三選手は、先頭の長塚選手を除いて後ろ二人はギブリでした。上位の他外国はコメットの使用率がとても高くなっていました。

しかし、アテネ以降の国際レース出場の若手日本人選手は、コメット使用率が高くなっています。

ちなみに、スポンサーの関係上かどうか分かりませんが、イタリアはギブリを使っています。カンパニョーロがイタリアのメーカーだからでしょうか?さすがにフランスのMAVICは使えないのかも・・・・・・

今は色々なメーカーのディスクが使われている

2020東京オリンピックのトラック競技はかなり盛り上がりましたが、その際に履かれていたディスクホイールは以前のコメット、ギブリ一色ではなくなっています。

イギリスチームが強かったこともありhopeのディスクが目立っていました。他にもやはりギブリ、コメットは多く、コリマやZIPP、HEDなども見られました。

オランダチームはActiflowロゴのディスクですがロゴだけなのか自社製品なのかよく分かりませんね。他にもロゴを隠したものも多く見られましたが、コメットかな?と思われるものが多かった印象。