SOYO(ソーヨー)30Aシリーズ:ピストの定番決戦タイヤ

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ピスト用レースタイヤの定番

ピストのバンクでのレース用タイヤ、つまり決戦タイヤとして定番なのが、SOYO(ソーヨー)というブランドで販売されているタイヤです。

そもそもピストの決戦タイヤは種類が少なくあまり選べません。あることにはあっても、まず安定して手に入りません。

国内で多く使われているのがSOYO(ソーヨー)の30A-2や35A-2などです。

幅は18mmから、10気圧以上の空気圧

30Aは幅18mmで空気圧を10気圧以上入れるような高圧タイヤです。実際はもっと高気圧で使います。

もはやここまで細く高圧なタイヤになると、ロードタイヤで言われる乗り心地うんぬんはあまり分からなくなります。

重量は140gくらいだったと思います。30Aが幅18mm、35Aが18.5mm、40Aがロード並みに太かったはずです。

転がり抵抗もいいのか悪いのか……ピスト決戦チューブラーは1本5,000円以上が多い上に、販売ブランドが少ないため、比較対照となるものがあまりせいで不明です。

耐久性は悪い

耐久性はかなり悪い印象です。いつの間にかパンクしていることが何回もあります。走行中にパンクもありえます。ラテックスチューブなので空気の抜けも早い印象があります。。

ゴムの減りも早いかな、と思います。アップで固定ローラーを使い続けると明らかにすり減っているのが分かります。アップするなら3本ローラーのほうがいいでしょうね。

ホイールへのはめやすさは普通くらいだと思います。ただ細いため慣れないとはめづらいでしょう。

はめやすさをアップさせるために足で踏んで手で引き伸ばす人もいますが、これをやると糸がブチブチ切れる音がします。ヴィットリアではここまで音がしないのですが、SOYO(ソーヨー)はかなり繊細なのでお勧めしません。

やはりはめるまでに、空気を少量入れてある程度入れて伸ばしておくのがおすすめです。

購入するには?

ピストの決戦タイヤなんてほとんど売っていないので、ネットでさえ入手は結構困難です。ピスト用品を扱っている自転車ショップから手に入れるのがいいでしょう。

値段は新品で1万円くらいしています(以前は5,000円台で買えたこともあり)。ヤフーオークションなら数千円で売買されているケースもあります。ただ古いのだと劣化が心配ではあります。

ネットで購入は以前はウエムラサイクルパーツくらいでしたが、今ではタキザワサイクルやアマゾン、ヤフーショッピングや楽天などに出店しているお店も扱っています。