クランクのギア板取り付け部分には、いくつかのサイズがあります。それがPCDとよばれるサイズです。
PCDとは、クランクとギア板を固定するボルト穴の中心を結んでできる円の直径のことです。PCDが小さいほどギア歯数を少なくできますね。だからロードのコンパクトドライブはPCD110などど小さくなっているわけです。
このPCDがクランクとギア板が合わないと、ぴったり合わずに取り付けられません。
基本的に、競技向けに作られているクランクのPCDは144mmです。ギア板もPCD144mmのものが必要です。シマノ・デュラエース、スギノ75など一般的なNJS規格のもののPCDは144mmです。
以前までは、ピストのPCDは144mmと相場が決まっていましたが、最近では事情が変わってきています。
それが街乗り向け、ピスト完成車の流通量増加によるものです。
安いホビー用の完成車には、プロの使用に耐えるNJS規格までは必要ないので、もっと安いクランクが必要です。そこで取り付けられていることが多いのが、PCD130mmのクランクです。
PCD130mmといえばシマノのロード用クランクと同じPCDです。つまり、チェーンと後ろギアが薄歯対応なら、ロードのギア板が使えることになります(ロードギアは薄歯相当です)。
さらに、スギノからは、メッセンジャー用(?)とされるPCD130mmのクランクが発売されています。ディスク状のかっこいいギア板も用意されています。しかし価格は案外と高いのであしからず。
というわけで、今のピスト自転車には、PCDサイズ2つが主流になっています。間違えると、クランクかギア板を買いなおすことになるので注意が必要です。
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カテゴリ:ギア・クランク
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